ピアノを弾くにあたり、基礎を大事にしています
幼児~小学校低学年のお子さんが、初めてピアノを習う時には、「ピアノの基礎」を学んでいただきます。習い始めの頃は、レッスン時間中ずっとピアノを弾いている訳ではありません。なぜなら、初期の段階で覚えることで、その後ぐんと上達する事(=基礎)が色々あるからです。
基礎知識
1 鍵盤の名前(ドレミ)を覚える
2 指番号を覚える
3 音符の読み方や長さ(リズム)を覚える
これらのことを覚えるために、レッスンでは、カードやマグネットなどの教具を使い、飽きないように身につけさせます。成長とともに集中力がついてくると、これらにかける時間が短くなり、ピアノを弾く時間が長くなっていきます。
■読譜力
音楽の教科書に載っている程度の楽譜は読めるように指導します。将来的には、自分一人で楽譜を読み、ピアノを楽しんで弾けるようになる「音楽的自立」を目指します。
■耳の力、聴く力
先生が歌うメロディーを真似したり、音当てクイズや聴音を行い、少しずつ鍛えていきます。将来的には、簡単な曲の耳コピーができる事を目指します。
■実技(ピアノを弾くための技術)の基礎
1 両手で弾ける
2 右手と左手で違う動きができるようになる
3 指がよく動くようになる
4 指の力をつける(基礎練習として重要)
そして、見過ごしがちな「姿勢」についてもしっかり指導致します。
姿勢を保つ事は、すべての集中力アップにつながるからです。
これらの時間を当教室では、音楽の基礎的な力がつく事を願い、毎回のレッスンで取り入れています。もちろん、弾く時間とのバランスを考えながら進めております。
このほか、基礎力の定着のため、ピアノの練習とともにご家庭でお願いしたいこともございます。
■音楽の約束事(楽典)
ドリルやワークを毎回宿題に出します。ご家庭でコツコツと取り組んでいくことで、力をつけていただきます。
以上、まるで花の種を撒き、発芽を見守るように、様々なアプローチでピアノの基礎的な力をつけていきます。花が咲く時期は、個人差がありますので、一慨には言えませんが、目標として、ゆっくりなお子さんでも小学6年生までにベートーヴェンの「エリーゼのために」がきちんと弾けることを願ってレッスンしております。
レッスンの特徴
子供向けのピアノレッスンは、4才から受付しています。
レッスン(月・火・水)初級~中級ピアノ
◎基礎から丁寧に学ぶ 「幼児~小学生」コース
月3回(36回/年)1回30分
月謝 8500
◎あなたが弾きたい曲に挑戦できる 「中学生~高校生」コース
月3回(36回/年)1回30分
月謝 9000
◎初心者~経験者まで 「大学生~大人」コース
月3回(36回/年) 1回30分
月謝 9500
※他にも色々な大人向けコースがございます
(下記の☆印のコースをご覧下さい)
◎保育士・幼稚園教諭取得を目指す方 保育科ピアノコース
レッスン(月・火・水)上級ピアノ
◎ツェルニ―40番~こちらのコースになります
月3回(36回/年) 1回30分
月謝 11000
レッスン(月・火・水)オトナピアノ
◎お忙しい方向けに、こんなコースもございます
☆チケット制
固定の曜日、時間では通いにくい方には、こちらがピッタリです
1回30分 5回分(6ヶ月有効)
16000
1回45分 5回分(6ヶ月有効)
21000
☆短期ピアノ教室
1回30分 5回、10回、15回(チケット有効期限半年)
☆おためしレッスン
1回60分 7000
試験対策、1曲を集中してレッスンなさいたい方向け
・レッスン曜日 月・火・水
・入会金 5000
・ご希望の方には、コンクールやグレードテストに向けたレッスンも行っております
・毎年 冬~春に発表会を行っております
教材について
■3才児のレッスン教材
3才児のレッスンでは、ピアノを弾く前に覚えておきたい事をまず学びます。
例えば、右手・左手の確認、ピアノの鍵盤で2つの黒鍵・3つの黒鍵の区別、鍵盤の名前、音列、指番号、歌、リズム練習をこれらのテキストや教具を使って楽しく基礎を学びます。
本格的なピアノレッスンは、4才以降~スタート致します。
■幼児用教材~児童用教材
約30年の指導経験の間に、色々な楽譜を使ってきました。
その経験を生かして、ひとりひとりに合った楽譜を選んでレッスンしております。
■中学生からピアノを始めたい方向け教材
学校の音楽の授業で学び、鍵盤のドレミの名前がわかる方、音符の読み方がわかる方など、その他、音楽に対する理解に個人差があります。
その方のレベルに合わせて、できる事からレッスンしていきます。
テキストは、左から「Go! Fingers!」(指番号、その他を覚えます)、「バーナム ピアノ テクニック」(テクニックの本です)、「みんなのオルガン・ピアノの本」(クラシックピアノの基礎を学びます。大きい音符で読みやすいです)、「はじめてのギロック」(ペダルを使う曲が色々載っています。ハーモニーもきれいです)
■大人用教材
大人のレッスンでは、弾きたい曲やジャンルが決まっていらっしゃる方には、ご希望に合うテキストをお使いいただきます。又、クラシックを基礎から学びたい方には、1番左のバイエルをお勧めすることがあります。
そして、知っている曲で基礎やコード・ネームを学びたい場合、左から2番目のテキスト「おとなのためのピアノ教本」か、左から3番目の「シニアピアノ教本」より合う方をお使い頂きます。
併用曲集として、1番右の「オトナの初心者ピアノ」もお勧めです。色々なジャンルの曲が載っています。
■保育士、幼稚園教諭を目指す方向けの教材
保育士用レッスンの場合、学校によって、使うテキストが異なります。
学校のピアノの授業についていけるように、サポートします。
又、まだ学校が決まっていない方には、保育科でよく使われている「バイエル」(左のテキストです)を使います。
童謡や子供の歌を弾きたい方には、左から2番目のテキスト「はじめてのメロディ」を使って、弾き歌いします。
そして、コード・ネームも覚えます。1番右の「こどものうた」に載っているこども向けの歌をレッスンで歌うこともあります。
■リズム、ソルフェージュ
ソルフェージュとは「音楽の基礎学力」のことです。
上のような教材を使い、リズムをたたいたり、音符を読んでいきます。
1番右のテキストは、「旋律聴音」です。当教室では、希望の方に行っております。
先生が弾くピアノのメロディ―を書き取ります。
拍子感とリズム感を養います。
■その他
左から、「せんかんブラザ―ズ」は、五線のしくみを覚えるための楽譜です。「ドレミファソランド」は、ドレミの配列を学びます。「ケンとバン」は、鍵盤のドレミの名前を楽しく覚えます。
「おんがくパズル」は、パズル好きの方に、楽しめるテキストです。
■レッスン・グッズ
■ピアノの練習の励みになるように
どちらも子供のレッスンで希望者にお渡ししています。
左の表は、自宅でのピアノ練習に役立つよう考えられています。練習する度、一マスずつ塗っていきます。
右のカードは、ピアノの曲が一曲合格する度、シールを貼ります。
どちらもゴールしましたら、ささやかなプレゼントをお渡ししています。
■上記以外の楽譜を使うこともございます。